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ポンポンと叩いて。 「こっちです」 こういうときでも敬語で命令する。 優しくて甘くて、でも断ることが出来ないから、私はそれに従うしかない。 ベッドに横になればレノくんは私の頭を抱えて胸元に優しく押し付ける。 ふわっと香ったのはレノくんの匂いと柔軟剤の匂い。 安心出来る匂いに

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青痣@aoaza_03

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思わず肩の力が抜ける。 「明日、一緒に買いに行きましょうね」 一瞬、何を言っているのか分からなかった。 「アイスですよ、ちなみに何が食べたいんですか?」 背中をポンポンと子供を寝かしつけるように叩くレノくんにそう言われて「……チョコ」と呟いた。

青痣@aoaza_03

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