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有森裕子の「初めて自分で自分を褒めてあげたい」が一躍社会的にブームとなったが、これが1996年。もしかして、これ以前には少なくとも公的には自分を労るような発言はほぼ無かったか。あるいは五輪を自分ごととして語るという新鮮さ。それゆえ衝撃的に受け止められた面もあったように思う

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ちなみにその4年後のシドニーで村上春樹が五輪そのものの存在意義や資本主義との連関の中での変容に疑義を発し、あるいは有森の1年前は95年エヴァンゲリオン、碇シンジ少年は「初めて父さんが褒めてくれたんだ」と心の内を吐露している。華やかなりし頃を過ぎ、社会の閉塞感が内面化していった時代だ

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