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90年代の今思えば楽観的な論調では、国民国家の揺らぎが強調され、それが相対化されていくことが予測されたのだが、国内的にも国際的にもその予測は裏切られた。そして、これまた楽観的な「グローバル・ビレッジ」的なインターネットへの期待も裏切られたのが2000年代から10年代の動向。
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90年代はバブル崩壊、そして不良債権問題、海外の債務危機と経済問題が深刻化し、95年日経連「新時代の日本的経営」を画期としつつ進んだ非正規化の流れもあり、社会の階層化、分断化が2000年代以降強まった。ネット世論を取り込み増幅するようなメディア、言論界の身振りも強まっていった。