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、銭湯も一緒に入った。 3人の学生から始まったボランティアは、 日に日に増えていった。から揚げをあげるのも、30分はかかる。半日かけてつくった夕食は、いつもあっという間になくなるようになった。 「うわっいいにおい!」 「おなかすいたー」 みんな汗だく、くたくたで帰ってくる。コンビニな
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んかない。 15人もの若い学生たちが、いそいそと食卓を囲む。 「ちょっとまって!」私がふりかえって、呼びかけた。 「まだ食べないでよ? みんながそろって、作った人も席についてから、みんなで一緒に、いただきますをするよ!」 それは私の実家のルールだった。 目の前のご飯にソワソワ。やっと