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#赤い夢本丸じゃない本丸の話 主がなんやかんやで怪異に狙われた本丸の話。 「いいか、太陽が昇るまではこの部屋から絶対に出るな。何を見ても聞いても絶対に襖を開けるな、返事もするな」 そう言われ、審神者は近侍の肥前忠広と共に結界の張られた部屋にこもった。
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石切丸に渡された御幣を持ち、南海太郎朝尊に渡されたよくわからんヘルメットのようなものを被った審神者。怪異の声かけに一切反応せず、時折り掛け声と共に御幣を振る姿は頼もしいが、それでも肥前は不安だった。同じ脇差でも、怪異慣れしたにっかり青江あたりに近侍を代わるべきだったのではないか。
