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私の知るかぎり、蓮實重彦さんのヴァージニア・ウルフへの言及は、『赤の誘惑』でアウエルバッハの『ミメーシス』における『灯台へ』に関する論述をとりあげるくだり、それから、川上未映子『ウィステリアと三人の女たち』への書評、そして、『ジョン・フォード論』刊行後のインタヴューにおける発言。
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先日、『ジョン・フォード論』を読んで、蓮實さんのヴァージニア・ウルフの読み筋へのヒントもあるかな、と期待するところもあったのですが、そこはさすが、そう簡単に尻尾をつかませてはくれません。第1章でさっそく、ヴァージニア・ウルフではない「ヴァージニア」が活躍するのではありますが……。