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伊東忠太は異端の建築家だろうか。伊東の代表作「築地本願寺」から古代、中世、近世までの寺院建築と比較すれば一目瞭然だ。寺院建築を特徴づける瓦屋根と屋根を支える垂木がないことだ。1934年に落成した築地本願寺の屋根は銅板が葺かれている。これは伊東が帝大時代に書き上げた「法隆寺建築論」と pic.x.com/r8nxhw7fya
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深い関わりがある。伊東は飛鳥時代に創建された法隆寺のプロポーションを構成している膨らみのある胴張り、エンタシスに注目したのだという。その源流を探るべくギリシア、トルコを探訪し、さらに仏教寺院の起源を訪ね歩き、インドの古代様式を研究、研鑽を重ね結果の集大成が築地本願寺なのだ。