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灰色の煙と、大きくなった炎だけが残り嫌な匂いが広がる。ふと、匂いに意識を向けると何故か甘酸っぱいような香りも混じっていることに気付く。それは柔軟剤のような、はたまた桜桃のような⋯。 考えてはいけないのに、つい桜桃が大好きな🍒くんのことを考えてしまう。
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そんなわけないだろうと自分に言い聞かせているが、もしかして なんて淡い期待が心のどこかに出て来て消えない。 まさか とは思いつつも、何も居ない空間に おかえり と呟くと、今まで元気に燃えていた炎は突然消えた。 あぁ、本当に帰って来てくれたのか そう思うと涙が抑えられなかった。