世界には色んな国や文化があり、ともに教養とされるものがあるが、政治的思想的宗教的民族的理由で、それらが遺らなかった土地も数多い。 「耳なし芳一」ネタが、紆余曲折あれど、今も「生きた」文化として楽しみにあるのは、悪いことではない。

反ワク系陰謀論者がパリ五輪閉会式ののサモトラケのニケ（出来が悪い）を指して「首なしの両腕がない天使！ルシファーか！？悪魔崇拝だ！！」とか言ってたのを見て、常識レベルの教養があるのって案外財産だな……と思い直しました

教養とさえ思わぬほどに、誰もが知っていると思い込んでいる教養ある層の一人なんだと思います。

耳なし芳一を教養と言われて失笑する方々はもちろん四書五経を誦んじてカントに通暁しておられるのでしょうが、パンピーにとって教養とはワールドカップでガンダムネタが通じることなのです。

玉無しの方はシークフリート伝説とかにも応用が効く

冷笑できる事こそ教養の高さを自覚できるしそれは基本を知るからできる事だから 言ってしまえば芸術と同じで生きる事には関わらないが心を豊かにする それを上手い人はお金に、仕事に昇華できる訳で 侮る事なかれ、初心こそ灯台下暗しになりがち

そういうネタから知る人もいるので表現していくのは良いことだと思います。ただ耳を引き千切られることは知らない人もいるんでしょうけど。

遅刻しそうな余裕のない人に 道案内はできない 余分な荷物も持つ余裕のない人に 手助けはできない 明日食う金に困る余裕のない人に 寄付はできない 忙しくて気持ちに余裕のない人に 道を譲る配慮はできない 凡ゆる余裕ってのは優しさにも通じるからなー

ブルアカの「ヴァニタス」を「コヘレトの言葉」とわかるのも "我らは個にして群れ、ゆえにレギオン"という一節が旧約聖書だとわかるのも教養

それが何であれ一部の人しか会得していないものを教養と思っているというか、多くの人が会得しているものは当たり前のことであって教養じゃないと判断してるらしい人っていますよね。