ポスト

桜木紫乃はカルーセル麻紀の評伝小説を書き上げ、それがそれなりにウケたことで、マイノリティ表象の捉え方を完全に履き違えてしまった、というのが私の理解です。この小説はマジョリティの自己慰撫のために素材化されるアイヌ、という観点で研究者が批判的に読むような価値しか、私には見出せません。

メニューを開く

岡和田晃_Akira OKAWADA@orionaveugle

みんなのコメント

メニューを開く

本作は発売日に買って読みましたが、連作の出発点となっている枠組みは完全に昭和のヤクザ映画の文法です。ヒロインのアイヌは夜の仕事もしており、恋人のアニメ研究者と一夜をともにしますが、実は父によって背中にアイヌ文様の刺青を入れられている。それが「秘密」だというもの。

岡和田晃_Akira OKAWADA@orionaveugle

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ