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【生理学的な慣れ】 網様体は皮膚感覚だけでなく、すべての感覚刺激に(非特殊的に)興奮し、この興奮は視床の非特殊核を経てすべての大脳皮質に送られ、大脳皮質を覚醒させる。そして特殊核からの信号が大脳皮質に達しても、網様体が働かなければ大脳皮質は覚醒しないから、感覚神経は知覚されない。
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一方、同じ感覚刺激が繰り返されると、それぞれの感覚系は変わらず興奮しているが、網様体は活動しなくなる。このような適応過程を「慣れ」と呼ぶ。しかし、感覚刺激の種類のを変えると網様体は直ちに再び反応する。