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「時の子供たち＜上下＞」（エイドリアン・チャイコフスキー） テラフォーミング先で人類の意図と違う形で進化した蜘蛛と、地球から脱出した最後の人類船、ひとつの惑星をめぐり争いになるふたつの世界の物語。SFとして世界観は極上。なのに読むのは大変しんどかった amzn.to/4dSrWPF #scifi
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まず登場人物のキャラクターが薄い。特に人類の船がひどくて、主人公らしき歴史学者は終盤ほぼ空気、ラスボスは途中でいなくなる。まだマシな蜘蛛族も同じ名前で世代交代してキャラ立てが弱くなる上に、主要蜘蛛が途中で入れ替わったりする。辛うじてキャラ立ししてる人工衛星の人は人格崩壊中。
