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新潟市美術館の遠藤彰子展。巨大画なら点数は少ないだろうと高を括ったのがいけなかった。数は予想外に多く、鑑賞者に眩暈を引き起こす画面構成。明確にボスを意識した三連祭壇画的な絵や、バルテュスのように視線の交差しない人物たちが描かれる。道の多くに手すりはなく、極度の不安定さが印象的だ。 pic.x.com/y7bpmmhrpo
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思索日記をつけはじめた直後に観たが、遠藤も妊娠中や産後の育児期に日記的に少しずつ描き足していった絵があり、ちょうどタイミング的に自分と重なり面白かった。私も日記をはじめたり、何か新しいものを抽象的には「産み、育てよう」としているのかもしれない。この表現の是非はおいておくとして。
