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マネージャーを抱きしめる腕に力を込めて、アツムは続けた。 「すまんけど、先輩のことは諦めて」 アツムはマネージャーの腕を引き、ズンズン歩みを進める。 いつもお昼ご飯を食べていた体育館裏に着くと、何も言わずにマネージャーを抱きしめた。 「アツム、近い」 「......」

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「もう、触らんといてって言うたのに」 また、この顔。 先輩は口を一文字に結んで、眉間に皺を寄せている。 離さないとと思うけど、離したくない。 だって離したら、俺以外に笑うから。 「...こうやって俺が抱きしめても、先輩はなんも思わん?」 .

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