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ごめん…ほんとにごめん…」 喋るたびに情けなさと恥ずかしさで頭がどんどん下がっていく。最終的に、ごん、と額がテーブルにくっついた。やばい。夢主の顔が見られない。俺は俺の見栄のために彼女を悲しませてしまったのだ。この世で一番好きな人を。ゲームと違って好感度を簡単に上げる方法なんて
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ないのに。傷付いたら回復薬で元通りの世界じゃないのに。夢主を喜ばせたかった。夢主の望んだ通りのプロポーズをしたかった。でも、目的にばかり夢中になって過程を無視したからこんなことに。こんなの、どれだけ謝ったって謝りきれない。 あまりの情けなさに吐きそうになっていると、