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#斎藤幸平 氏の著作でマルクスが脚光を浴びていて、確かにマルクスは読み直されるべきだと思う。 だが、霊性を抜きにして労働の苦しみを消そうとしても、地上の「不幸」は減らない。 「不幸」そのものの霊的意義を悟らしめる思想。マルクスを乗り越えたシモーヌ・ヴェイユの凄みがそこにある。

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ヴェイユは極左の活動家としてマルクス主義の活動で体をボロボロにしながら労働者に寄り添う中で、革命家たちの残虐とソ連の矛盾を目撃した。その後、激烈な神秘体験を遂げた彼女はこう言い放った。 「民衆のアヘンは、宗教ではなくて、革命である。」 今こそこの言葉の意味を噛み締めるべきだ。

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