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加藤周一『言葉と戦車を見すえて』(2009ちくま学芸文庫437頁)を再読する。敗戦後すぐの1946年3月「問題は天皇制であつて、天皇ではない」と書き始める「天皇制を論ず」から、2005年3月「60年前の東京の夜」までが収録されている(小森陽一・成田龍一編)。60年前とは東京大空襲のことである。→

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伊藤芳博 詩について考える@itoyoshi5959

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内科医として働いていた病院で爆撃を受け、被災者のために昼夜をおかず働き続けた経験が、加藤周一の思想の底に流れている。ここに収められている文章のどれを読んでも、2024年現在まったく古びていないことに驚きを禁じ得ない。こんな文学者は稀有だ。→

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