ポスト
俺たちが気付いたときにはめちゃくちゃ熱い視線を受けていた。 視線の正体は小学生の2人組の片方。もう片方は恥ずかしがってあまりこちらを見ていないようだ。 俺たちを見つめていたことに気付いた少年は茹で蛸のように顔を赤く染め、恥ずかしがっていたもう1人を引っ張って逃げるように去っていった。
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「…………なんだったんだ、今のは」 「あつ〜い視線だったねえ?一目惚れかなあ〜?」 「バカ言ってないで俺たちも帰るぞ」 「はぁ〜い」 歩いていく先は先程の少年たちと一緒だとこの時は気付いていなかった。