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『トパーズ』 とても久しぶりに村上龍の小説を読んだ。 “スイッチをONにする時スイッチというものはOFFのままでいる方が断然長いということに気付きそんなことに気付く人はあまりいないだろうと思って” 短編集の中のひとつ「OFF」 主人公である女性のこの気付きが忘れられない。 pic.x.com/cjmjzp2whu
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日常生活の中で断片すら垣間見ることのなかった性と思想と嗜好の極度な倒錯の様相が、あくまで滔々と綴られていくから気づかぬ間に周縁が中心になっていて自分が信じられなくなる。他の作品も読み返したくなりました。