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大正15年の1月に折口は初めて新野の雪祭りを採訪、同年8月に柳田は新野の盆踊りを採訪する。私は仮としてここに分岐点を置いている。謂わば折口の雪祭り派と柳田の盆踊り派、例えば國學院で折口に学び折口の学問に傾倒した筑土鈴寬はその後雪祭りではなく盆踊り派に依っている。しかし以前にも投稿し↓

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宇治の瀧屋@UYE6bd8Np9Necw1

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たように折口も新野の盆踊りには関心があった。結局柳田に譲ったような形になったが、折口の直観を入れて新野の盆踊りを扱ったのが筑土だったと言えるかもしれない。折口も筑土もそれぞれの師に対する想いが伝わらず、複雑に交差して行ったのだなあと百年近く経って思う。

宇治の瀧屋@UYE6bd8Np9Necw1

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