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『家出のすすめ』 アングラカリスマ詩人、寺山修司著。詩に必要な才覚は感性の豊かさだが、寺山氏はくだらないちっぽけなことを見つめ、同調的な感傷の逆張りをして常識に染まるのを嫌う若者の支持を得た。が、寺山自身は強力なマザーコンプレックスから抜けられなかった。その残滓を感じられる一冊。

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