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呉美保監督『ぼくが生きてる、ふたつの世界』を観た。聾者の両親と健聴者の息子という所謂「コーダ」の親子関係の数十年を追っていく。その紆余曲折は本質的には在り来りで普遍というより凡庸に近いが、この題材の表面的な特殊性を剥ぎ取る作業は誰かがやるべきことであり、それが今作だったのだろう。
メニューを開く呉美保監督『ぼくが生きてる、ふたつの世界』を観た。聾者の両親と健聴者の息子という所謂「コーダ」の親子関係の数十年を追っていく。その紆余曲折は本質的には在り来りで普遍というより凡庸に近いが、この題材の表面的な特殊性を剥ぎ取る作業は誰かがやるべきことであり、それが今作だったのだろう。
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