ポスト
「……そうか」 青年はワインレッドのキーカバーをそっと掛け、鍵盤蓋を閉めた。椅子から立ち上がると💜の頭をポンポンと撫でてその場を去った。 💜は青年の奏でた音が忘れられず、それからというものﾋﾟｱﾉの練習に励んだ。中学生になっても、どうにか時間を作り、毎日鍵盤に触れるようにした。
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⚡️「💜はなんか習い事とかやってたん？」 🦸科に編入し、💜の事を知ろうと皆が話しかけてくれ、そこで幼少期の習い事の話になった。 🎗️「俺は水泳とエレクトーン。💥もな」 💥「ﾊﾞﾊﾞｱにやらされてたんだよ！」 ⚡️「俺はそろばん挫折」 🪆「私はﾋﾟｱﾉや生花を」 💜「……俺もﾋﾟｱﾉやってた」
