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子ども向けのファンタジーを長年書いているが、 「ラストは王子と結婚させてほしかった」 という感想を少なからず見る。子どもからの手紙には無いのに、成人(結婚=幸せでもないと見聞きし経験しているであろう)女子から多いのはなぜだろう。 「結婚しなきゃダメですか?」 児童文学でこれを言うとは。
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プチバズったので宣伝。これを機に読んでください。電子もあります。第1巻は都月七弥さんのコミックも出てます(全3巻)。Palcyでも読めます。主人公は特殊な環境で育ったため自分を持たない12歳の少女、関わる王子2人はヒロインを幸せにする装置ではなく、悩み傷つく少年と青年です。#天山の巫女ソニン pic.x.com/zps9locoem
「二人は結婚し、末長く幸せに暮らしました。めでたし、めでたし」の結末がテンプレートとして成人世代に刷り込まれているから、物語がそのように終わらないとケツの据わりが悪く感じるのだと思います。 物語の結末が恋愛と結婚である必要がない、新しい世代の子供の心を育んでくれているんですね。
菅野先生、突然すみません。 小学生のころ「天山の巫女ソニン」を読んでました。ソニンは王子と信頼し合う関係で終わりましたが、同年代の恋愛のお話についていけない私に「それでもいい」と肯定してくれたようで当時とても嬉しくなりました。
現実の結婚に夢を持てないからこそ物語の中では幸せな結婚を望むのかもしれませんね。私は成人女性ですが、ボーイミーツガールの物語でも結末に(結婚を含む)恋愛成就がついてこなくても良いと思います。 物語の終わりは新しい物語の始まりだと思っているので。
ソニン、小学生の時めちゃくちゃ好きでした…!! 物語が終わった後も、もしかしたらどこかでソニンの世界が続いてるのかも、と想像するのが好きでした。 もしかしたらこうなるかも、と考えて、とてもワクワクしたのを覚えています…!今も大好きな作品です!