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(承前2)トニー・ジョンストン。数を歌い上げていく鯨の声が、大海の中を漂っていく。『Goodbye Geese』の詩は、ナンシー・カールストロム。彼女がアラスカで過ごした初めての秋から生まれた詩だそうで、女の子がお父さんに「パパ、冬は指をもってるの?」「声をもってるの?」「耳をもってるの?」

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子ども文庫の会@kodomotohon

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(承前3)と問いかけ、冬を感じる詩情で答えるお父さん。空で雁が羽を広げる音を聞いて、冬がやってくるんだよ、と。『Cats Are Cats』は、ナンシー・ラリックが、いろいろな詩人の猫の詩を集めたもの。凄みがあって、優しく、しなやかで、健気で、気概に満ちた、猫好きエド・ヤングの猫たちが踊る。

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