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「家計調査」によれば、40~50歳代の中高年世帯が保有する金融資産は2023年に世帯平均1,462万円と約20年前から減少している(図表10)。これとは対照的に、負債は969万円と20年前から300万円以上増加した。
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中高年世帯の金融資産が積み上がっていない背景には、上記のとおり、長期にわたる雇用の悪化や所得の低迷があり、現在の中高年世帯では、上の世代と比べて貯蓄の増加ペースが鈍い。一方、中高年世帯の負債が増加した背景には、住宅ローンの増加が挙げられる。