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寝転び微睡んで また夢を見る 赤灯籠の並ぶ参道で 居眠り地蔵には鯰髭 けんけんぱ 登る階段に 屋台店 べっこう飴 段袋持った女の子 横目に進むは獣道 古びた鳥居を潜ったら 誰かのお墓が建っている 引き摺る魂と 体が腐ってしまう前に いつもと同じ 僕はまた 夢を見た

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雨垂れ無視して進んで砕けた 散らばるあの子を集めなきゃいけない 粉々の赤を飲み込んだら 僕はあの子と真っぴとつ 逆さまの影を落として悦に入る 汚い猫には近づいちゃいけない 首の縄文を愛してくれる 彼岸会 また影を見る

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