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流浪の帝 後醍醐天皇は比叡山延暦寺に避難するに際して、持明院統の光厳上皇と花園上皇を連れようとする。光厳上皇は拒んで、東寺へ向かい足利尊氏を待つ。後醍醐天皇は新田義貞に皇太子恒良親王と尊良親王を預け、北陸に逃げたのち、京へ攻め上るように指示し、自身は足利尊氏の誘いに京へ向かった。

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誰のための国家か@nippon1965

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新田義貞は弟脇屋義助、息子義顕と共に、恒良、尊良両親王を守り越前国金ヶ崎城へ向かう。後醍醐天皇は、足利直義に求められ、偽の三種の神器を渡す。また持明院統光厳上皇の弟豊人親王が光明天皇となったことを知る。後醍醐天皇は女装し花山院御所を脱出し、刑部景繁が用意した馬で吉野へ脱出する。

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