利上げ推進派と市場からは見られているからです。3年後には日銀総裁人事があり、最悪の場合は石破さんがそれを決めます。また円高は純輸出の減少を通して経済活動を縮小させます。物価が下がると喜ぶ人もいるでしょうが、それほど簡単な事ではありません。

前票では高市さんが優勢だったので 投資家さん達はアベノミクスを踏襲するのではと思って、最近は円を売っていたところ石破さんが当選したので円の買い戻しが起きて、個人投資家のロング勢が燃やされた感じですね だから、円高に大きく振ったのだと思います。

「円の価値が上がった」というよりは円と交換する企業の価値が下がった（企業業績の下がる予想を付けられた）のではないかと。また、円がアベノミクス以前のように避難通貨（金塊と同じ）扱いをされてしまうようであればデフレ脱却ができず現役世代が苦しむことになるかも。

「円高になると良くない」とか「円安になると良くない」とかではないです。急激な変動が問題なのです。 極論ですが、100年かけて米ドルが70円になるのと、数日で70円になるのと、どっちが問題か…という次元の話なのです。280円への変化も同様の事。

日本は車などの輸出で稼ぐ国だから円高になりすぎると良くない。海外での日本製品の売値が上がって買われなくなり売れなくなって株価低迷に繋がる。一方で円安になりすぎると物価が上がる。日本はエネルギー資源は食料をほぼ輸入に頼っている為。バランスが大事。