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脳裏に額縁の彼の憂い顔が過ぎり、問いたださねばと口を開くとほぼ同時に、第三者の声に遮られた。 声の方を見れば、ゆったりと歩み寄ってくる三日月宗近が居た。 「お前が、今日はもう非番になったと聞いたんでな。久々に爺と茶でも飲まんかと誘いに来た」 「……他を誘え」

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困惑したように、初期刀は三日月を見る。しかし三日月はどうやら聞く気がないようだ。 「お前と非番が重なるのはそうないからな、逃すのは惜しい。山姥切長義、話が済んでいるなら連れて行っても良いか」 「……分かったから、引っ張るな! まだ仕事が残っている!」

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