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「それは、スパイとして無理があるんじゃ…」 『なら僕が囲うけど良いの?』 「全力を尽くします!!」 私の返答に満足したのか、にまりと上がる口角は任.務でも見た事のないもので。 「何その笑顔…!いつももっと綺麗に笑ってるじゃない、」 『好きな子に営.業スマイルとかしないデショ』
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若くして敏腕スパイとして裏社.会を駆け上がってきた彼が、狼狽える私に余裕なんて与えるわけがなくて。 半ば押し倒された状態で、腰に腕を回された。 『今回の爆.発で、僕達は救.出されず行.方不.明って事になってるから』 次日.本に戻ってくる時は、本物の夫.婦として戻ってこようね