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すぐるくんに伝えられなくてずっと後悔してたさとるくんが、大好きな生徒に伝えたいことすべてを伝えられたのだと分かって少しだけ目頭に熱が灯る。無意識に堪えるようにしてぎゅっと力の入った目元を、皺になってはいけないと左手でほぐした。視界にきらりと輝きが映る。

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お麩菓子@ofu_sweet

みんなのコメント

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左手の薬指には決戦前に渡された誓いが鈍く光っていた。彼はきっと、後悔しないように全部を伝えてくれたのだと思う。私の中から零れ落ちてしまいそうな程にたくさんの愛の言葉を伝えてくれたから、いつか彼に出会って全部を返せるように少しずつ噛み締めて前を向いていこうと思う。

お麩菓子@ofu_sweet

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