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山田太一作『男たちの旅路』第四部の第3話「車輪の一歩」。戦中派のガードマン吉岡が、社会との関わり方に悩み、訪ねたきた車いすの青年に、考えた末、「いやがらせの迷惑はかけちゃいかん。しかし、ぎりぎりの迷惑はかけてもいいんじゃないか、かけなければ、いけないんじゃないか」と語る。

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senjihiranuma@senjihiranuma

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そんなことが通用するでしょうか、と聞き返す青年に、抵抗は当然あるだろう、それでも通用させるのさ、と吉岡は答える。 この話を、非常勤で持っている哲学の授業でしてみたところ、障害を持っているという学生さんが、心をこめて反応してくださった。 このことは、胸に刻んでおきたいと思った。

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