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「俺もうヴァンパイアハンター引退するよ」 同僚はそう憔悴しきった顔をした。 聞けばなんと、惚れた女が吸血鬼だったという。 「まさか君、見逃したのか?」 「馬鹿を言え」 彼は涙目で声を震わせた。 「討ったとも、ちゃんとな。だからこそ……」 「だからこそ?」 「残ったのはクイだけだったのさ」

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白紙レシロ/140字小説※鍵アカさん、フォローの承認はどうぞご無理なくm(_ _)m@hakushi_tsu02

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