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「祠を壊す」話なら私の地元にも1つ事例がある。江戸時代に黒い霊狐を祀ったという稲荷の祠が今の知内町にあり、昭和30年代に老朽が激しく解体したら土台の下から松前藩家老の筆による書付と緘で厳重に封印が施された隠し扉が現れて、宮司が恐る恐る開くと中に黒い動物の毛が収められていたって話。 pic.x.com/9qdXSVNEJt
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この黒い霊狐は「玄狐稲荷」と呼ばれ、江戸の中頃に松前城下と知内にそれぞれ祠が建てられた。もとは京都九条の霊狐で、松前藩8代道広へ京の都から嫁いだ花山院家子女の守り神として付き従った霊狐のうちの一柱だったのが、蝦夷地の狐と恋仲になったので他の霊狐が都へ帰っても松前で暮らしていた。