選択的夫婦別姓を早く実現お願いします！ 海外での仕事に困っています。 "パスポートに旧姓のみ記載"ができるなら、旧姓の法制度化でも構いませんが…

不要な議論だと思います。既に結婚後の旧姓使用が可能な範囲は出来上がっている現状で法案として検討する意味はほぼ無くなっているのでは無いでしょうか。 そんな事より、外国人の通称名使用の撤廃や選挙立候補者の戸籍開示の義務など日本国の根幹に関わる事案の議論をもっと進めていただきたい。

❾ 「家族別姓」「親子別姓」問題について-3 偏見・差別について、社会心理学、教育学、歴史学、民族学などの社会科学は、こう分析しています 原因は、人の認知バイアスや集団心理、過去の社会構造や政策、社会規範や文化的な価値観、家庭・学校・社会での偏見の再生産など「社会の眼差し」である ⬇️

❽「家族別姓」「親子別姓」問題について-2 反対派には心理学的を論拠に「別姓では子供の精神発達に悪影響がある」という言説があります この論理ならば、別姓家族の子供達も、広げて、ハーフの子供達も、肌や髪の色が異なる子供達も、日本国では可哀想で虐めらて人権侵害を受けるという話になります

❼「家族別姓」「親子別姓」問題について-1 反対理由に強制的親子別姓だという批判があります 一方で別姓家族が多数いらっしゃいます。①国際結婚、②氏を変更しない養子縁組、③離婚後に旧姓に戻った親と改姓していない子、④再婚相手の姓に改姓した親と再婚相手と養子縁組していない子、⑤事実婚等

❻筆頭者と別姓者と子供の姓-3 そもそも選択的夫婦「別姓」を導入しようとする目的は、夫婦が対等に姓を名乗り続け、主従関係に縛られない、平等・協力・共生の「家族同権」（憲法24条）を進めるためではありませんか？ 筆頭者に家族を従属させる戸籍制度であっては断じてなりません

❺筆頭者と別姓者と子供の姓-2 女性の婚姻改姓率95%と、婚姻にまつわる手続きや風習に男尊女卑の固定観念が根強く残っています。男女間の所得格差という大きな要因もあります 筆頭者の多くが男性となる中、「子供の姓は筆頭戸籍者と同一とする」と規定すれば、即ち子供は男親の姓となってしまいます

❹筆頭者と別姓者と子供の姓-1 「筆頭者」の記載欄を残すことも既定方針ですが、戸籍制度を残すための建て付けの意味でしかありません 「筆頭戸籍者の姓が原則全員に及ぶ」「子どもの姓は筆頭戸籍者と同一とする」とすることは、「戸主が家族を統率する『家制度』」の思想の復活です。大反対です

❸戸籍制度 「戸籍制度は残す」は、法務省も与野党も公認の従来からの既定方針です 反対派議員も含めて政治家の皆さんに求めるられるのは、「選択的夫婦別姓は戸籍を破壊する」「外国勢力が戸籍を乗っ取ろうとしている」などといった嘘やデマを厳に慎むよう国民を諌め、正常な論議を推すことです

❷家族の一体性 現代法では「家族の一体性」など定めていません。国家の干渉を是とするのは大日本帝国や一部の宗教団体の思想です 様々な関係性や事情に置かれた国民が結婚し、愛情と信頼に溢れた家族が育まれるよう、法律や制度や社会を整えて国民をサポートしていくことこそが政治と行政の役割です