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陽子は良い王たらんと厳しい(その表現では侮辱になるほどの)責務を己に課していると十二国記を通じて思うけど、彼女が名君の素質を見せた珠玉の場面をいくつか言いたい。まず李斎と泰麒を助けようとしたのは、李斎への憐みではなく未来の慶の民を考えていたからだという、遠くを遥かに見据える眼差し

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そして月渓の元に桓魋を送ったその英断。陽子は祥瓊という友人と、孤立する芳一国をも救っていた。彼女が他国にもたらした光は余りに大きく、同時に陽子は十六歳の若さで幾万の慶の民も背中に負っていて、蠱蛻衫で蘭玉を思い出す場面は胸に迫る。陽子は海外の友人にも人気が高くて、何だか誇らしくなる

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