生田斗真の悪い顔は大好きなんですが南天さんが描かれた治済からも黒い煙が漂ってきそうです。 白眉毛は前回まで融通がきかない過去の遺物のように見えていましたが、実は将軍家のみならず天下国家の先行きを憂慮する人でしたね。 黒幕の正体も気になりますが退場近づく源内先生も気がかりです。

>なんで石坂浩二が頭の固いだけの嫌味ジジイの役どころなんだ、もったいないと思わせておいて、 激しく同意です。石坂さんのこういった役どころを演じているのを見たのが、多分初めてだったので、（相棒の甲斐さんとも違うし）、中々慣れない中での茶室での渡辺謙さんとの芝居には痺れました。

今回は源内先生の壊れ具合と、江戸城パートでは一橋治斉のサイコパスぶり。意次と武元の心臓を掴まれるような心理戦。一方の吉原では、蔦重の目指す｢少しでも吉原を良くしたい｣の賛同者忘八ズが小さな革命を起こしつつありましたね。明日は源内先生とのお別れが辛いです。