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以下は、「IgG4抗体を媒介とした、癌細胞の免疫回避メカニズム」を説明した図である。 本来なら癌細胞は、結合したIgG1を介して免疫細胞に攻撃され、破壊される(ADCC, ADCP)。 しかしIgG4は、免疫細胞やIgG1に結合して、癌への攻撃の邪魔をする。 これがいわゆる「ターボ癌」の機序のひとつである。 pic.x.com/J8sFcmVnsC x.com/GVdFrnRWbN1894…
メニューを開く「mRNAコロナワクチン接種と膵臓癌患者の予後不良に関連がある」という結果を示す論文が出た。 コロナワクチン接種回数が多いほど総IgG4レベルが高くなり、全生存期間は短くなった。 これはまさに、「接種により誘導されるIgG4は、非特異的に癌に対する免疫を阻害する」という理論通りの結果である。