ポスト

おそらく最近まで人々の多くは死後の救いを求めていたし、できることなら可能な限り生き延びたいと願っていた。宗教はそんな願いに応えてきた。 けれども相談者が「死にたい」というとき、死んで天国や極楽に行きたいとは思っていない。救われたいのではなく、あとかたもなく消滅したいと思っている。

メニューを開く

沼田和也(王子北教会牧師)@numatakazuya

みんなのコメント

メニューを開く

「救われる」という言葉が響かない。ましてや救済する神仏など想像もつかない。今すぐ自殺を決行したいわけではないのだが、とにかく消滅したい。最初からいなかったことにしてもらいたい。 そういう相談者と何人出遭ってきたことか。福音が届かない無力感に、いくたび襲われたことか。

沼田和也(王子北教会牧師)@numatakazuya

メニューを開く

現代だと最後に待っているのは消滅だという考えの人が多い気がしますが、最終的に消滅するのならそれでよい、と思えないのは、ちょっと不思議に思います。 そもそも消滅すると思っていないのかもしれませんし、自分を消したいだけなのかもしれませんが。

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ