十返舎一九の 「この世をば どりゃ おいとまに せん香の 煙とともに 灰左様なら」(ぼちぼちこの世とお別れよ。線香の煙とともに、ハイ！ サヨウナラ) という辞世の句と自分が死んだら花火になって打ち上げられる様に仕込んで火葬をお願いした逸話もなかなか pic.x.com/nQ8R4s6RTE

こちら 『死・墓・霊の信仰民俗史』 歴博ブックレット⑧ 新谷尚紀/著 歴史民俗博物館振興会/発行 です☺️ 国立歴史民俗博物館で購入させて頂きました

秀吉のも好き。 「露と落ち 露と消えにし我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢」

西行法師 「願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」 只々感服 石川五右衛門 「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」 これは真理。 山下奉文 「待てしばし勲のこしてゆきし友 あとなしたいて我もゆきなむ」 軍事裁判も遺言も、辞世の句も、全てが感銘深い。

ちょっとテイスト似てるけど、蜀山人（大田南畝）も最高 「今までは 人のことだと 思ふたに 俺が死ぬとは こいつはたまらん」

「君が為 尽くす心は 水の泡 消えにし後ぞ 澄み渡るべき」 学がなかったと言われたとは思えない岡田以蔵の辞世の句 無念だなー

昨日まで人のことかと思いしが、俺が死ぬのか、それはたまらん 蜀山人

沁みますね 「散る桜 残る桜も 散る桜」良寛和尚の辞世の句も好きです

辞世の句ええなあ 夜もすがら契りしことを忘れずは恋ひむ涙の色ぞゆかしき うき世をば今こそ渡れ武士の名を高松の苔に残して あら楽し思ひは晴るる身は捨つる浮世の月にかかる雲なし 散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ 身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂

酷い貧血体験で擬似的な死を感じた事が子供の頃にあったんだけど、もう自分の意思ではどうにもならない引き摺り込まれるあの感覚は忘れないようにと思う。