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段取りとしては、まず最低限の生活を実現して、余剰を把握する。次にその余剰で出来ることを考える。これは机上の計算でも良い。余剰が足りないのなら、ぶっちゃけ減らすことが先決だと思う。減らせないところに必ず煩悩があるから。煩悩を管理できない人間は、「余剰」を伸ばす域に至ってすらいない。
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仮に見せかけだけ生活が良くなろうと、蓋を開ければ、いつまでも自転車操業の状態が続いている。果たして入るカネの額の問題なのか。カネに限らず、枯渇しているのは、対象の不足のせいなのか。得られれば解決するのか。往々にして、欲することが根本の過ちであることを、認めていないだけなのだよね。
