技術職の「技術的には可能です」の言い回しが原因だったりすることもあるかも。

営業ができるって言った？ できねーよ！ つか、やっちゃダメって言われてる奴だよ！ ……と、思ったことが何度もあります。

技術職「物理的に不可能です」 営業「イメージ的には？」 技術職「え？いや、イメージだけは出来ますが…」 営業「出来るそうです！！！！」 顧客「そうか！」

本当に板挟みになってるのは、営業の無茶と、開発の頑固さの間で調整してる【SE】や、工場との間で調整してる【製造設計】ですよね。営業みたいに嘘もつけないし、開発や工場現場みたいな狭い視点だけではやってけない。 そして営業はこういう【間接部門】軽視が酷い。

『何でも出来ます!!何でもやります!!』で現場に押し付け、気に入らない事や都合の悪い事があれば顧客と営業と上司がグルになって『アイツのせいにしようぜぇ〜♪』なんてザラ。 碌な営業の居ない零細企業だと仲介して吹っ掛けた単価を中抜する奴等まで居るから…ピラミッド構造の某業種が典型。

1番多いケースは「これまで出来ていたこと、これからやりたいことがシステム仕様でできない」ケースだと思う。解約リスクが高いわりに、技術サイドは関心が薄い領域。

営業職って「それは難しいんですよ」てことをハード的には自社に寄り添って、ソフト的には顧客に寄り添うべき存在ですよね。なんで駄目なのかわからないから説明しろ！！　て方向に自社に努力させるとかは全然あっていいと思いますよー。 なんでか逆だけど…。 一番意味なくない？？

出来ない無理とはっきり言ってるのに数日後にはモジモジしながらこっちを見てくる営業に殺意を覚える。

技術者｢3段クルーンの当たりに入れば可能です｣ 営業ちゃん｢出来ます！｣

せめて「今すぐにはお返事できないのですが、開発スタッフに聞いてみます」と言って欲しいです