光と闇をフィルムに定着させることのできる映画作家がどんどん減ってきているので、もう二度と『牯嶺街少年殺人事件』や『憂鬱な楽園』や『フラワーズ・オブ・シャンハイ』のような作品が撮られることはないんだろうな

Morc阿佐ヶ谷にて『ミレニアム・マンボ 4Kレストア版』。侯孝賢作品では初期の自伝的四部作＋悲情城市が特に好きですが、変化してゆく侯孝賢作品も良かったです。96年に多摩映画祭で「憂鬱な楽園」観て以来ずっと侯孝賢を観ています。当時、映画学校もろくに行かず人生でいちばん映画を観ていました。 pic.twitter.com/dBOK2GM1T8

また、バイクを2人乗りする場面で清原果耶が「台湾映画みたい」と話すセリフがある。確かにバイク2人乗りが出てくる台湾映画は「台北ストーリー」「憂鬱な楽園」など、多少なりとも見たことがある人ならすぐ思いつく。藤井道人監督は台湾の映像作品を事前にいろいろ調べたのではないかと推察する