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「チェス盤をひっくり返すぜ!」概念、なんか後半あんま聞かなくなったな…と思ってたけど、チェス盤をひっくり返す=「相手の意図を読み解いてくみ取る」という行い、「魔法」であり「うみねこのなく頃に」そのものなんですよね……
あと、業卒後だからこそ理解しやすいこともあって。 真里亞の魔導書と三四さんのノート。 憎しみの連鎖を断ち切る白い魔法と綿流し。 うみねことひぐらしは違う物語、でも同じ構文ーーていうかメッセージだったんだな、って思った。
私の絵に限らず、うみねこを観た人がそこで見せられた光景を文字なり絵なり何かしら表現することで、残されたそれら一つ一つがどこかで誰かの記憶を呼び覚ますキッカケになって、誰かにとっての魔法になるかもしれないよね
ちょっと前に某擬人化むすめの2.5次元ミュで荒れたとき『舞台は観る前に魔法を掛けてくれるんだ』ってポストがあったと記憶してます で、うみねこで原作で語られてる魔法って 舞台観る時の魔法ソレそのものなので スタッフさんは最後までやりたいだろうなって そう感じました、うみステありがとー
返信先:@rougan76higuumiうみねこを改めて読み直すと、受け継がれる負の連鎖を誰もが抱えていて(多分現実世界もそう)、それを断ち切れるのが真里亞の白き魔法なのだと気づき感涙しました🥲
うみねこep4の縁寿のさくたろうへの反魂の魔法は、つまりトイ・ストーリー3のロッツォの過去なんだけど、わたくしはトイ・ストーリー世界と違って依代が異なっても魂は受け継がれる(観測者がそう願う限り)説を採用させていただくぜ……!! x.com/LordSakutarou/…
さくたろep4解釈、わたくしは86年世界では世界でたった一つのぬいぐるみ(会社の試作品)で、縁寿の98年世界/縁寿が黄金郷に来た時点では量産品(アンチローザが社長の遺品をもとに製品化)になった=世界にたった一つではなくなった、だと思っているよ……。
最終的に縁寿は黄金の真実を『信じる心』としましたが、縁寿が信じたのは「信仰」か「信頼」か。 また魔法の扉を選びましたが、この「魔法」とは何を指しているか。 そこらへんを考えることでうみねこの真実は大きく姿を変えてくると思います。
うみねこのキャラで一番好きなのって学生時代から霧江さん(カッコ良く凄まじいので…)なんですけど大人になった今誰が一番近く感じるかでいったら圧倒的に絵羽さんなんだよな。学生時代の自分は絵羽さんと同じ絶対の魔法が使えていた…と振り返った時に思うから。
特に「自分の感じたことや考えを分析して自分の世界を深めたり、心を動かしてくれたものを次の人に繋げていくことで、世界がより良くなると信じている」という部分、それこそが「うみねこのなく頃に」で描かれていた白き魔法のひとつじゃないかと思うので、まっすぐに心に刺さってしまった
シャーマンキングも やったらやり返される、だから憎しみは終わらないって言うてたが本当にそう。何かで発散しないと自分は救われないから一生終わらないんだよ〜て話をうみねこでも見てギャァ…… これが魔法なのだ
そもそもいよいよ存在に何の非もない幼い真里亞が自分に収束した悪意の連鎖を打ち消す白い魔法が1番すごいという信頼の倫理観だから誰が何が悪くて罪という話でもない それは主役の2人もわかりつつ感情を探るところがうみねこの良いところ(無限になる
なんかね、うみねこの物語って自分に思い当たる節がある箇所がたくさんあって、あぁあれが魔法だったのか…自分も魔女だったときあるな…(白黒問わず)って今更気づいたりすることもあるからいつ触れてもいろんな意味で泣けるんだよね…
うみねこで自分が言われた同じ罵声をトレースして他者にそのまま浴びせてしまう支配欲といじめっこの構図、その後に魔法を理解した縁寿自身も一度は染まっている けどそうした中で縁寿は気づけたし、こんなに辛い環境に置かれながら絶ち切ることを選べた真里亞も立派すぎるんだ…
EP4で縁寿は「魔法を理解した」って言ってたのに、なんでEP8では手品エンドを選ぶような心境に「戻ってる」の? という、「縁寿の成長がなかったことになったように読めて混乱する」という体験はおそらく多くのうみねこ読者が通過している難所だと思っている
Ep4自体がうみねこの魔法を知る為の魔導書ってのもそうだし、それに加え縁寿が死んだ真里亞の日記を読んで真里亞の事を深く理解し、何をしたら(気付けたら)彼女の手向けになるのか、を追求する旅がEp4で戦人(十八)がベアトを理解するための指導書みたいなもんだから出題編のラストとして改めて相応しい
うみねこのテーマの「愛が無ければ視えない」って「好意的に見ないといけない」という『解釈』の話に寄りがちだけど、EP4の縁寿の「愛が無ければ、悲しみが無ければ、怒りが無ければ魔法は視えない」という台詞の時点で単に解釈だけの問題ではないことを言ってくれてたんだな……
うみねこやっぱさ賽殺し編の拡張なんだよねやりたいことが。もしやり直しが出来るとして、でもそれはやり直した主体だけのものでしかなくて、“現実は”変わらない。だとするならば“なかったことにはならない”事実に向き合い他でもない自らを幸せにするものこそが“魔法”と言えるのではないか。