“小中村清矩の名は、『葵の女―川田順自敍傳』の中で、根岸の別荘によく来た、父の知人の一人として早々に登場します。さらに『小中村清矩日記』には、川田甕江、小中村清矩、佐々木弘綱との間で『栄花物語』の輪講（主宰は川田甕江の模様）が長年続いたことが記されています。 note.com/tanizakifan/n/…

『小中村清矩日記』 山川健二郎より兄浩の白虎隊ノ碑に附する哥ミせおこす。 『八重の桜』をまとめて観て、幕末から、明治の京都人脈と谷崎作品の関連に非常に興味を持っています。 以前作った谷崎作品周辺人脈関係図の中央に『不如帰』のモデル群が位置することも併せて pic.twitter.com/f0RSoLGyDH

きのうのつぶやきに関連して。過日披蒙し得たる、去十三年春お晉、明宮御殿へ御乳ニ上りたる書類、お晉へ渡。（明治26年7月28日小中村清矩日記より）お晉さんは谷崎の伯母。『蘆刈』構想の頃、お晉さんから譲り受けた衣を月に向かって捧げ持つ谷崎が、当時秘書だった女子学生に目撃されている。