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石井桃子「幻の朱い実」上下(岩波現代文庫)読了。これが90年代に書かれていたとは空前絶後ダ。オレは明治10年代に細々と始まった日本近代文学は昭和初期で終わったと思っている。戦後文学は戦争の徹底的な不条理を味わったゆえの仕切り直し、と。本作はさすがに堀辰雄とかベタは云わないが→
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忙しいときは、何度も読んで手に馴染んだ本ばかり読んでしまう。 ジェイン・オースティンの『ノーサンガー・アビー』、石井桃子の『幻の朱い実』、水村美苗の『本格小説』… 繁忙期を抜けるまであと少し。 本は逃げない。 私を待っててくれている。
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『幻の朱い実』読んだんだが、石井桃子さん自身の年齢もあり、この話の時代がほぼ昭和初期ってこともあって、日本語がちょっと古めかしい感じではあるんだけど、このルビ、というか当て字のほうか、もうケンネルって単語がもともと外来語じゃなくて日本語であると錯覚するようなドンピシャぶり🤣 pic.twitter.com/VPClSljtms