『志賀直哉全集 第四巻 暗夜行路』（岩波書店 1999）。井原西鶴が気になっている昨今、p246「彼は二三日前お栄から日本の小説家では何といふ人が偉いんですか、と訊かれた時、西鶴といふ人ですと答へた」という一節が目に留まった。作中で謙作が読んでいたのは『本朝二十不孝』。いずれ読むとしよう。

活字時代のエピソード 志賀直哉全集11巻、日記をおさめている巻だが、あまりに麻雀が頻繁するので、雀の活字を使い果たしてゲタ(〓)で不足分を仮組みした校正刷が出たとか (戸板康二『ぜいたく列伝』p245)

山本有三の全集読みたいなー 久米正雄も読みたいなー 今から強請ったら誰か誕生日にくれないかな (↑誕生日1ヶ月後だぞ) (↑22になってまで強請るな) (↑志賀直哉全集読み終わってません) (↑執筆はどうした) (↑積読消費しろ) (↑本棚に空きスペース無いが) (↑先月購入した本のダンボールを処分しろ)

漸く志賀直哉全集を読み進めている。今日は「荒絹」を読んで、余韻が凄いなぁと感嘆していた。 短文でリズムが良くて、構成力もあるから、面白かった。

『志賀直哉全集 第四巻 暗夜行路』（岩波書店 1999）。3月16日以降に「暗夜行路」的ドタバタがあって（気を揉んだ）、そんな状況で何とか澄まして修士修了式を終え、3月27日北大図書館から「本学卒業生 図書館利用証」を発行してもらって、無事定例読書再開。さて、謙作は尾道に住まうことになった。