捕手別防御率最近言われとるけど仮に相関とかの値が出たとしてp値とか信頼区間、効果量とかまでチェックしとるんかな

返信先:@lE9BrvyUwLLVZIEGRADEベースのガイドラインは概ねそうです。SR/MAに関しては、事前にどう規定したかによります（なので事前のPROSPERO登録やプロトコル論文が重要） 推奨ベクトルに関しては、効果量だけでなく、重要な益のアウトカムと害のアウトカムの95%信頼区間の上限下限絶対数比較など複合的な判断を要します。

ジャーナルクラブでのプレゼンテーションから根絶したい表現。とりあえずふたつ。 「2群間にベースライン特性の差はありませんでした」 ↑ベースライン特性を示す記述統計量を述べてほしい。 「主要アウトカムに有意差はありませんでした」 ↑効果量の推定値と信頼区間を述べてほしい。

効果量のP値の信頼区間について、EXCELの計算式を追記しました。 ①平均値の差の検定の信頼区間を、プールした標準偏差で割ったものが、効果量の信頼区間 ②効果量のP値の信頼区間は、効果量の信頼区間の上側と下側に対して求めたP値（普通のP値は区間の平均値） data-science.tokyo/ed/edj1-1-3-4-… pic.x.com/tt3fuy3s5n

おそらく、統計学の学問としては、「効果量の信頼区間」が最新の到達点です。これの有効性が認められて、活用が広がると思います。 個人的には、「21世紀の検定のP値の信頼区間」まで広まれば、Ｐ値を巡る混乱が全部解決して、健全な研究が進めやすくなるように思います。

「効果量の信頼区間」というものがあることを、心理統計の本で見つけました。 いくつか気になることを自分で計算してみました。 目安としては、サンプル数が50以下のような場合に、考慮した方が良く、それよりも大きければ、普通に計算した効果量だけで十分なようです。 data-science.tokyo/ed/edj1-1-3-0-… pic.x.com/4chucmxi7e