あと、『橋本治「再読」ノート』ができるまでと、それを具体的にどうやって売っていったかは、いま毎日記録をつけているので、何年かしてから『ハセンボー航海記』みたいな本にして、それ自体を軽出版したいと思ってる。

返信先:@kaerukun_ctu編み物、簡単で楽しいですよと沼に引きずりこむ。 その昔の橋本治のセーターなんて芸術品みたいな物は編めないけど、延々と編む作業は私には一種の瞑想というか心を落ち着ける作用があります。

帰って来た橋本治展 #橋本治 行かなきゃ‼️ pic.twitter.com/CflbJhwHiK

「橋本治展」トーク、今回は展示も。図録にない資料「桃尻娘」初出掲載誌「小説現代Gen」には、なんと宇野亞喜良えがく玲奈ちゃんが！佐藤亜紀のファンタジー受賞作掲載の「小説新潮」での挿絵も宇野だった。純文学・中間小説なんて枠が無意味な、スケールの大きい作家のデビューで仕事をする宇野。

でも質疑応答を除いて90分で橋本治を語るのは大変なミッションなので、話の構造を組み立てる上であえて簡略化した部分もあったろう。 記念公演の1・3回目は行けるけど2回目行けなかったのは実に残念。 橋爪さんのレジュメ、おさるの克明メモ入りで読み返しつつ。

確かに、私も橋本治を同性愛者という枠組みで見たことはなかった。 そういう回想はあったとしても、作品自体の自由さが、必死の思いで桎梏をふりほどいた解放、救済、希望なのだと感じられる部分があった。 同性愛者だからと理由づけすると、立体から平面になるくらい、また閉じ込められた気がする。

『巡礼』橋本治著　新潮社　読了 ゴミ屋敷から始まるストーリーです。 amzn.to/4drzFFa

[春秋要約20240429] 昭和の日にあの時代の功罪とは何か、不世出の作家橋本治氏の言葉を読み返したくなった。 (40字) #sjyouyaku

『映画エロス』橋本治＋マンガ関連記事リストのほうも参考文献を追加しておきました　『愛のテーマ・序曲』に林幸一郎が文章を寄せていたのをおもいだしたので（こちらは内容面での更新はありません）

ただ、この橋爪大三郎氏の講演ですごいと思ったのは、4章に分けた考察の中で最後で「橋本治は自分自身のことをどう考えていたのか」という問いを投げかけたところだと思う。「他人に徹底的に親切」だった橋本だけど、自らをどう考察していたんだろうという問い。確かにそこは重要な部分だなって

そのことは（蓮と刀で表したように）橋本思想の最も重要な部分。ただゲイだからと短絡するのはそれこそ橋本治の苦悩や仕事に対する理解が浅いしそういった短絡自体ホモソなんじゃね、と失礼ながら自分は思ってしまったた

・橋爪氏は橋本にはゲイであった苦しみが根底にあったのではと推測したけど、橋本治は「男」を社会的にしか生きることができない存在と早くから規定してそんな言葉もない時代からホモソーシャル的な苦しさを徹底的に書いてきた。

時代をヒロイックに語るのはいいけどあの橋本治でさえ駄目で、全共闘世代はその総括に失敗したんじゃないの？という問いもあったんじゃないかとも思う

もうちょっとだけ橋本治展の橋爪大三郎氏の講演会について ・橋爪氏は橋本は全共闘のシンパだったに違いない。あのポスター然りと話したが、柳澤氏の「ぼくふし」では全く逆でポスターは全共闘への強烈なアンチテーゼだという見解で、その文脈を踏まえての柳澤氏の質問だった。

神奈川近代文学館で「帰ってきた橋本治展」併設の閲覧室で爆笑問題の対談本が。橋本が新人時代から爆問に注目していた話など。初期の爆笑問題は「進路指導室」「不動産屋」「原発推進」「中国残留孤児」の4つしかネタがなかった。「残留孤児」はシュールな演説芸だったよう。sekasuu.com/blog-entry-212…

「Kobo Libra Colour」の試用を兼ねて仲俣暁生「橋本治『再読』ノート」を読む。「合言葉は勇気」な本だった。おかげで構成を迷ってたコーヒーの本「珈琲は飲み物です」を書くための背中を押してもらった。文フリに間に合うかな。で、やっぱり「見ようぜ！浮世絵」に繋がってて、そのシンクロも面白い pic.twitter.com/9ocqB4tEi6

橋本治橋本治橋本治と言い続けていたらだんだんお店に「橋本治とはどういう人なのですか」「おすすめはなんですか」「入門には何が」「この本読んだけどよくわからなかったのですが」と人がくるようになった。継続は力なり。そして今ようやくほんの少しずつわかられてきてるらしいことに感動します。

多分、1979年くらいの週刊現代か週刊文春で、中島梓が連載してた色んな作家やタレントとの対談で、橋本治登場回があって、二人でPANTAの話とかしてたのを読んだ記憶があるんだけど、覚えてる人います？ PANTAの話と、梓さんが「橋本クン」と呼んでた以外は何も覚えてなくてw

再訪予定だった橋本治展示会のほうは混んでたので断念。また今度いきます…。 橋本治著作は今後若い世代にも読み継いでいってほしいので、批評の充実と書店図書館などでの常備はお願いしたいところ。取り急ぎ膨大な著作からテーマ別選集などで(パンセは絶版だしかなり経過）。新編纂の需要あるのでは

橋本治展記念講演会「橋本治という時代」橋爪大三郎 橋本治という巨人を今後どう読み解いていくかの視点を複数提示して頂いた講演でした。やはり本編1時間だと短いので8時間くらいは聴きたかった。質問コーナーで千木良悠子さんと柳澤健さんを初めてお見かけしました→ kanabun.or.jp/event/19614/

橋本治展。自筆の手紙が封筒とともに展示されていて，そのいくつかは『りぼん』のふろくのシールで封緘されていた。

返信先:@usayama3うさやま@usayama3 さん、詳しく教えていただきありがとうございます！なるほど、『はじめての橋本治論』の著者・千木良悠子さん、『ぼくらのふしぎな橋本治』連載中の柳澤健さんが会場にいらっしゃったのですね。そこでお二人が発言されて⋯⋯うわーその場にいたかったです。ありがとうございました。

返信先:@Strand_Booksこのくだりを殺伐としていると感じられた方もいたかもですが、自分にとっては橋本治の最新の研究をしている2人ともが登場して発言するというたまらない展開でした。まるであの「素人質問で恐縮ですが」が目の前で行われたような。

今思うと私、高校生の頃に橋本治と栗本薫とアガサクリスティーにはまって片っ端から読んでたの凄いな。多産作家3人追うってどんだけ読書に時間使ってたんだよ。

返信先:@Strand_Booksもう1つは「ぼくらのふしぎな橋本治」を連載している柳澤健さんが「何故橋本さんは『少年軍記』を完成させられなかったのか、全共闘を書けなかったのかについて同じ世代の橋爪さんに聞きたい」と質問したというところです。

返信先:@Strand_Booksその後の質問コーナーで発言された千木良さんは、本人が男でも女でも「男」を愛するということは「零下30度のドアを素手で」掴んでいるようなものだって知ってるでしょ、って橋本治は言いたかったんではないか（と書いた）と説明されました。

返信先:@Strand_Books1つは橋爪さんが講義の後半で千木良悠子さんの「橋本治論」をひいて、橋本さんは男女の関係で拒絶されるよりも男同士の関係で拒絶される方が遥かに打撃があると言いたかったのではないかと話したのですが、そこで聴衆の中にいた千木良さんご本人が「違います！」と発言されたエピソードだと思います。

橋本治は何故全共闘小説を書けなかったのか問題は、寿命が来たからor難病になったから、だと思うんですけども。難病になってなかったら、ずっと書いてたと思うし。書いてればいつか終わっただろうし。そんで幸せになってほしかった。

神奈川近代文学館に帰って来た橋本治展を見にいって，おまけで常設展を見た。作家の生原稿を見てわかったこと。 芥川龍之介は，いまでいう EF（extra fine，極細）のペンを使っていた。女のコみたいである。

「光る君へ」が面白いから冲方丁や氷室冴子読んでる。 面白いよ。 そのうち橋本治や吉行の源氏物語読もうと思ってる。たのしい。 pic.twitter.com/fqnLgpc9gr

帰って来た橋本治展みてきた。なんか桃尻娘読んでいた青い時代の自分の色々思い出して甘酸っぱかったぜい🤦‍♀️港の見える公園あたりの薔薇今見頃だったヨ〜🌹 pic.twitter.com/IGGnrcZ2K8

ルーカス「スター・ウォーズは全 9 作」 蓮實重彦「ボヴァリー夫人論を執筆中」 と並ぶ 1980 年代のミステリーだった 橋本治「桃尻娘は全 6 作」。 ほんとですか！？と問われて，橋本治が，最後をどういうふうに持っていくかという構想を雑誌インタヴューで明かしたことがあった。

破船房の本を立ち上げから全点ずっと置いてくださった双子のライオン堂さん。遅くなりましたが、『橋本治「再読」ノート』も今日からお取り扱い開始です。よろしくお願いいたします！（房主）

帰って来た橋本治展@神奈川近代文学館 高校時代に桃尻娘シリーズと少女漫画評論『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』を愛読していました。絵画的編込みセーターの実物を見られて嬉しかった。「国文学　解釈と鑑賞」の表紙を描いていたとは。 お昼は「鮨喫茶すすす」で橋本治展にちなんだ幕の内弁当。 pic.twitter.com/AxHZH6j3ek

橋本治の“桃尻娘”とか野崎孝訳の“ライ麦畑…”とかが結構その効力大きかったりする（one of the 同志）．

返信先:@kitunebuta橋本治さんのお父様はもっと似てるんですよね。

橋爪大三郎氏アウェーで気の毒だったって。 聴衆が無礼やら見当違いやら（橋本治1冊も読んでない人や、引用した本の著者がすかさず「違いまーす」とツッコミ入れたり）、司会者も制御しなかったり。論旨組み立ててきてる人の話は、ちゃんと聞いてから反論しようよ！ その上ご遺族の方が目立ってたって

夜学バーでは実は、古本を販売しております。じつは #橋本治 さんの本を売るのが目的で始めました。そのうち（橋本治限定で？）買取もしたいと思っております。よろしくお願いいたします。ただいま『「わからない」という方法』が売れました。こちらは入門にも良いと思います、名著です。 pic.twitter.com/HoIG9TYpfH

橋本治展記念講演<橋本治という時代>橋爪大三郎氏はレジュメ6ぺージ配布し90分以上立って話し、まじめな人だったって。 🐵からの又聞き「作家は書けるか書けないかのぎりぎりを狙う。簡単に書けるものは挑まない。挑戦した結果未完に終わるものもある」文筆家ならではの深い話 kanabun.or.jp/event/19614/

神奈川近代文学館へ、帰って来た橋本治展に行ってきました。彼の仕事量、多才ぶり、その質の高さにあらためて圧倒されました。お腹いっぱい、いや、脳ミソがいっぱいになりやした。 pic.twitter.com/heJm3nd1K7